イベントレポート
盛岡ハヤシライス
1皿200円で繋ぐ学生支援。伝説の「洋食みずの」の味、TOVLABで復活!IT社長の本気ハヤシライス
12月12日(金)、TOVLABにて、ある特別なランチイベントが本格スタートしました。
その名も「盛岡ハヤシライス – IT社長の本気レシピ」。
以前、販売開始5分で完売という伝説を作ったこの企画が、今回は単なるグルメイベントとしてではなく、「学生の学びと地域交流を後押しする」という新たな目的を携えて帰ってきました。
■ 「洋食みずの」のDNAを復刻
厨房で腕を振るったのは、TOVLABパートナー企業である情報通信業「ミッドホールディングス株式会社」の代表取締役、水野剛さん。
提供されたハヤシライスは、水野代表の伯父夫婦が2011年まで盛岡市内で営んでいた名店「洋食みずの」の人気メニューを復刻させたもの。幼い頃からプロの味に触れてきた水野代表が、秘伝のレシピを基に手作りで再現しました。
当日は朝9時から仕込みを開始。トロトロになるまで炒めた玉ねぎの甘みと、プロ直伝の技術が詰まった、まさに「本気」の一皿です。
そして、正午のチャイムとともに、トヴラボ内のシェアキッチン前には学生たちの長い列ができました。


■ 破格の「200円」に込められた想い
今回の提供価格は、なんと1皿200円という破格の値段。 これには大きな理由があります。本イベントの売上は、全額が岩手大学の基金に寄付されるのです。
「学生のお腹を満たすだけでなく、その学びや協創活動を支援したい」 そんな想いから、ミッドホールディングスはこのハヤシライスを今後、月1回のペースで提供していくことを決定しました。


■ 30分で完売!手渡された「味」と「手紙」
35食限定で用意されたハヤシライスは、飛ぶように売れ、約30分で完売。
水野代表は一人ひとりに心を込めて煮込んだハヤシライスを手渡しし、その横には自身の想いをつづった「手紙」が添えられていました。 受け取った学生や教職員からは「200円とは思えないクオリティ」「懐かしい味がする」といった声が上がり、会場は温かい空気に包まれました。


■ おわりに
かつての名店の味が、IT社長の手によってキャンパスで蘇り、それが学生たちの未来を支える力になる——。「食」を通じた新しい地域連携の形が、ここTOVLABから始まりました。
次回も売り切れ必至。伝説の味と支援の輪に参加したい方は、ぜひ次回の開催情報をチェックしてください。
