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イベントレポート

社長トークイベント&交流会「挑戦を続ける発明家のリアル」

イベントレポート

💡“やってみたい”が動き出す!発明家と学生のリアルトークイベント
10月6日、岩手大学TOVLABで開催されたイベント「挑戦を続ける発明家のリアル」。
株式会社TOMODY代表・冨森健史とみもりたけしさんを迎え、学生と社会人が「自分のやりたいこと」や「将来」について語り合いました。
今回は、イベントを企画したマネーフォワードベンチャーパートナーズの杉田さんに企画の背景や裏話を伺います。

🔥失敗は挑戦の証。冨森さんのエール

ゲストとして登壇した冨森健史とみもりたけしさんは、家電メーカーで携帯電話の開発に携わり、絵文字機能やスタンプ機能などの原型を生み出した発明家。
会場には学生・社会人あわせて約20名が集まり、理工系の学生から社会人まで幅広い参加者が冨森さんのお話に耳を傾けました。
冨森さんは、開発の現場で数えきれないほどの挫折と失敗を経験してきたと語ります。

「失敗は挑戦の証。うまくいかない中にこそ次のヒントがある」

こう語る冨森さんに対して、学生たちは熱心にメモを取り、時折うなずきながら真剣な表情。
挑戦を重ねてきた冨森さんのリアルな言葉が、参加者一人ひとりの胸に深く響いた瞬間でした。

🔼冨森さんの言葉に耳を傾ける参加者たち。会場は真剣な空気に包まれました。

本イベントを企画したのは、マネーフォワードベンチャーパートナーズの杉田さん。

「学生が発明や事業づくりを“自分ごと”として感じられる機会をつくりたかった」と話します。

🌱日常の「ちょっと困った」がアイデアのきっかけに

杉田さん自身も学生時代は、身の回りの課題を自分で解決しようと考えたことはなかったそう。
しかし、社会人になってからはその意識が大きく変わったといいます。

「社会人になって、不便なことや困ったことを“自分事”として捉えることの大切さを実感しました。
日常の小さな気づきが、次のアイデアを生み出すかもしれない――その感覚を学生にも感じてほしかったんです。」

イベント後のアンケートには、
「日常の不便を改善したいと思っても、それを発明につなげる発想はなかった。こんな方がいることを知れてよかった」
という感想が寄せられたそうです。

実際にイベントに参加した学生にも、杉本さんの思いが届いています。

💬直接語り合うことで広がる学び

今回のイベントで印象的だったのは、講演後に行われた交流会。
トーク後の交流会では、学生たちが次々と冨森さんへ質問を投げかける姿が見られました。

「やっぱり、自分の興味があることを直接聞けるというのが学生にとって刺激になったのではないかと思います。」
と杉田さんは話します。
学生たちからは、

「こんなすごい経験をした人の話をこの距離で聞けるのが新鮮だった!」
「失敗を恐れず挑戦する姿勢に勇気をもらった」

といった声が上がりました。

直接会話を交わすことで深い交流が生まれ、世代や立場を超えた学びの場となりました。

🔼交流会の様子。温かな雰囲気の中で、参加者同士の会話も弾みます。

🚀TOVLABから広がる挑戦の輪

今回のイベントは、学生たちが自分の可能性を見つめ直し、「挑戦すること」の意味を実感する貴重な時間となりました。
杉田さんは最後に、未来を担う若者へこうエールを送ります。

「小さな気づきを形にすることが、社会を動かす第一歩です。
これからもTOVLABのような場で、挑戦を続けてほしいと思います。」

TOVLABでは今後も、学生の「やりたい」を後押しするイベントを開催していきます。

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