イベントレポート
「ゆるっと語ろう、八戸圏域の働き方 vol.2」レポート〜「ごはんを囲んで話す」と見えてきた、働き方と自分らしさ〜
2025年11月18日TOVLABで「ゆるっと語ろう、八戸圏域の働き方 vol.2」が開催されました。
「ゆるっと語ろう、八戸圏域の働き方 vol.2」は、企業の方とごはんを食べながら、転勤や働き方について気軽に話せる交流会。
「発表を聞く」よりも、「同じテーブルでおしゃべりする」時間がメインの会でした。
当日はイベントの説明と、かんたんな自己紹介からスタート。
八戸地域の名産品(かっけ など)を食べながら、テーブルごとにフリートークを行いました。
ごはんを挟んだことで、最初からかしこまらずに話せた一方で、食べることに集中してしまうと会話が一瞬止まる場面もありました。
「おつまみ感覚の軽いメニューだと、さらに話しやすそう」と感じました。

各社によってわかる違いと共通点
今回の会では、「転勤は2〜3年に一回くらい」「トヨタカローラは自宅から通える距離や家計の状況も考えて転勤先を決める」といった、かなりリアルな転勤事情の話が特に印象に残りました。
全国規模で人が動く三菱製紙株式会社と、八戸に根ざしたトヨタカローラでは、“どこまで飛ぶか”という感覚そのものが異なることも知り、企業ごとの働き方の違いを実感しました。また、どの企業の方も「入ってから仕事を覚える」「求められるのはスキルより人間性」と口をそろえて話しており、仕事内容が違っていても、“人として大事にされるポイント”は共通しているのだと感じました。
形式ばらないからこそ深まる、TOVLAB流のフラットな交流
プレゼン形式ではなく、ごはんを囲んで同じ目線で話すスタイルが、TOVLABらしい「フラットさ」をよく表していると感じました。
学生側も「ちゃんとした質問をしなきゃ」と構えすぎることなく、普段の会話に近いトーンで企業の方に話を聞けていたのがとても良かったです。
転勤や働き方など、少し踏み込んだテーマも、リラックスした空気の中で自然に話せていたのは、教室ではなくTOVLABだからこそ生まれた雰囲気だと思いました。

外の世界に触れることの大切さを再認識した瞬間
参加者としては、「転勤って実際どうなの?」という聞きづらいテーマを、直接本人からフランクに聞けたことが大きな収穫でした。
また、どの企業も「人間性」や「社会にどう関わってきたか」を大事にしていると知り、特別なスキルよりも“学生のうちに外の世界にどれだけ触れるか”が重要なのだと改めて感じました。
さらに今回の会をきっかけに、「もっと個別に話を聞いてみたい」と企業の方に相談しにいく学生が出てきそうな流れも感じられました。
今後は食事スタイルや席の配置を工夫しながら、“緊張せずに本音を聞けるキャリアイベント”としてシリーズ化できたらおもしろいのでは。と感じました。

等身大のまま社会人の本音に触れられる、TOVLABのイベント
ごはんを囲みながら、「転勤って実際どう?」「どんな人が求められているの?」といった、授業では分からないリアルな話を聞ける、あたたかい時間でした。
「まだやりたいことがはっきりない」「社会がどんな場所かよく分からない」という人ほど、こうした場に一度来てみてほしいと感じます。
TOVLABなら、かしこまらずに、等身大のまま社会人のリアルな声に触れられるはずです。

