イベントレポート
飛ばして、振り返って、また挑戦!紙飛行機から学ぶ、チームで改善する力と社会人のリアル
2026年7月7日、TOVLABにて、SCSKニアショアシステムズ株式会社の皆さんによる「紙飛行機から始まる お互いのリアルを知る交流会」が開催されました。
紙飛行機を使ったチームワークを通して、仕事を進めるうえでも大切な「実践・振り返り・改善」の流れを体験した今回のイベント。後半には、学生と社員の皆さんが、社会人の暮らしや仕事、学生生活について語り合う交流の時間も設けられました。

開催後、イベントを振り返りながら、SCSKニアショアシステムズ株式会社 岩手開発部の山田さん、岩手大学OBで入社3年目の高橋さん、同じく岩手大学OBで入社4年目の杉原さん、岩手開発部の佐藤さん、地域創生センターの笠松さん、渡辺さんに、企画に込めた思いや準備の裏側、当日の学生の様子、今後取り組んでいきたいことについてお話を伺いました。
まずは、お互いを知るところから
イベントは、SCSKグループやSCSKニアショアシステムズ株式会社についての紹介からスタートしました。
会社紹介のスライド作成と当日の説明を担当した佐藤さんが意識したのは、企業の実績や制度を一方的に伝えるだけの時間にしないこと。学生に会社や社員を身近に感じてもらえるよう、堅苦しくなりすぎない内容を大切にしながら準備を進めました。

続くアイスブレイクでは、学生と社員が同じテーブルを囲み、名前や大学で学んでいること、最近うれしかったことなどを共有しました。
今回参加した社員の中には、岩手大学の卒業生もいます。学生にとっては、企業で働く社会人であると同時に、同じ大学で学び、同じように就職活動を経験してきた先輩でもあります。
自己紹介を重ねるうちに、会場には少しずつ笑顔が広がり、その後のワークに向けた自然な関係が生まれていきました。

紙飛行機で体験する「まずやって、改善する」
イベント前半のメインとなったのは、学生と社員がチームを組み、決められた時間内に紙飛行機を作って飛ばすワークです。
まずは、時間内に作る紙飛行機の数や、目標とする結果をチームで計画。その後、実際に作って飛ばし、結果を振り返ります。うまくいったことや改善できることを話し合い、次の挑戦につなげる流れを複数回繰り返しました。

今回のワークには、システム開発の現場で用いられている「アジャイル開発」や「スクラム開発」の考え方が取り入れられています。
計画から完成までを一度に進めるのではなく、短い期間で実践と改善を繰り返しながら、より良い成果を目指していく考え方です。
紙飛行機を選んだ背景には、専門知識がなくても誰もが参加しやすく、試行錯誤による変化を実感できる内容にしたいという思いがありました。
予想外の結果から始まった試行錯誤
1回目の挑戦では、学生も社員の皆さんも驚くほど、予想を下回る結果となりました。
しかし、そこで終わりではありません。
「なぜ目標に届かなかったのか」「紙飛行機の折り方を変えた方がよいのではないか」「作る人と飛ばす人の役割を分けてみよう」など、チームごとに改善方法を話し合いました。

紙飛行機の折り方や飛ばし方、作業の分担を見直したことで、2回目、3回目と結果は大きく向上。最後には、チームで立てた目標と実際の結果がぴったり重なり、会場からは「おおー!」という歓声が上がりました。
最初の結果が予想以上に悪かったからこそ、改善による変化が目に見える形で表れました。
うまくいかなかったことを失敗で終わらせるのではなく、結果をもとに次の方法を考える。改善を重ねることで、自分たちの力で結果を変えられるという、小さくても確かな成功体験が生まれていました。
画面いっぱいのアイデアから生まれた企画
今回のイベントに向けて皆さんは約2か月間、週に一度の打ち合わせを重ねてきました。
インタビューの際には、実際に企画づくりで使用したオンラインホワイトボードを見せていただきました。
そこには、「学生にどのように興味を持ってもらうか」「どのような内容なら気軽に参加できるか」「企業と学生が自然に話せる場にするにはどうすればよいか」といった視点から、画面いっぱいにアイデアが書き込まれていました。
イベントの内容だけではなく、学生が参加を決めるまでのきっかけや、当日の過ごしやすさ、社員との話しやすさまで、さまざまな角度から検討していたことが伝わってきます。
また、企画を考えるうえでは、採用だけを目的とするのではなく、学生と企業が長い目で関係を築いていくことも大切にされていました。
会社を知ってもらうだけではなく、まずは一緒に過ごし、気軽に話せる関係をつくること。学生が将来について考えたときに、「少し話を聞いてみたい」「あの人に相談してみたい」と思えるつながりを生み出したいという思いが、一つひとつのアイデアに込められていました。
続くアイスブレイクでは、学生と社員が同じテーブルを囲み、名前や大学で学んでいること、最近うれしかったことなどを共有しました。
今回参加した社員の中には、岩手大学の卒業生もいます。学生にとっては、企業で働く社会人であると同時に、同じ大学で学び、同じように就職活動を経験してきた先輩でもあります。
自己紹介を重ねるうちに、会場には少しずつ笑顔が広がり、その後のワークに向けた自然な関係が生まれていきました。

学生と社員が同じテーブルを囲み、和やかな雰囲気の中で交流が始まりました
紙飛行機で体験する「まずやって、改善する」
イベント前半のメインとなったのは、学生と社員がチームを組み、決められた時間内に紙飛行機を作って飛ばすワークです。
まずは、時間内に作る紙飛行機の数や、目標とする結果をチームで計画。その後、実際に作って飛ばし、結果を振り返ります。うまくいったことや改善できることを話し合い、次の挑戦につなげる流れを複数回繰り返しました。
予想外の結果から始まった試行錯誤
1回目の挑戦では、学生も社員の皆さんも驚くほど、予想を下回る結果となりました。
しかし、そこで終わりではありません。
「なぜ目標に届かなかったのか」「紙飛行機の折り方を変えた方がよいのではないか」「作る人と飛ばす人の役割を分けてみよう」など、チームごとに改善方法を話し合いました。

紙飛行機の折り方や飛ばし方、作業の分担を見直したことで、2回目、3回目と結果は大きく向上。最後には、チームで立てた目標と実際の結果がぴったり重なり、会場からは「おおー!」という歓声が上がりました。
最初の結果が予想以上に悪かったからこそ、改善による変化が目に見える形で表れました。
うまくいかなかったことを失敗で終わらせるのではなく、結果をもとに次の方法を考える。改善を重ねることで、自分たちの力で結果を変えられるという、小さくても確かな成功体験が生まれていました。
画面いっぱいのアイデアから生まれた企画
今回のイベントに向けて皆さんは約2か月間、週に一度の打ち合わせを重ねてきました。
インタビューの際には、実際に企画づくりで使用したオンラインホワイトボードを見せていただきました。
そこには、「学生にどのように興味を持ってもらうか」「どのような内容なら気軽に参加できるか」「企業と学生が自然に話せる場にするにはどうすればよいか」といった視点から、画面いっぱいにアイデアが書き込まれていました。
イベントの内容だけではなく、学生が参加を決めるまでのきっかけや、当日の過ごしやすさ、社員との話しやすさまで、さまざまな角度から検討していたことが伝わってきます。
また、企画を考えるうえでは、採用だけを目的とするのではなく、学生と企業が長い目で関係を築いていくことも大切にされていました。
会社を知ってもらうだけではなく、まずは一緒に過ごし、気軽に話せる関係をつくること。学生が将来について考えたときに、「少し話を聞いてみたい」「あの人に相談してみたい」と思えるつながりを生み出したいという思いが、一つひとつのアイデアに込められていました。

特に印象的だったのは、社員の皆さんが自分たちの話をすること以上に、学生の言葉に丁寧に耳を傾けていたことです。
学生が話し始めると、その言葉を途中で遮ることなく、時には問いかけを重ねながら、一人ひとりの考えや経験を最後まで聞いていました。
企業のことを知ってもらうだけではなく、目の前にいる学生のことを知ろうとする。その姿勢が、学生にとって安心して自分のことを話せる雰囲気につながっていたように感じます。
「楽しかった」で終わらない経験を
イベント後のアンケートでは、短い時間の中で考えを巡らせる方法や、チームで話し合いながら改善していく考え方について、学生から多くの気づきや学びが寄せられました。
今回のイベントで大切にされていたのは、楽しい時間を過ごすだけではなく、参加したからこそ得られる経験を持ち帰ってもらうことです。
自分たちで考え、試し、結果を見ながら改善する。その積み重ねによって目標を達成できたことは、学生にとって一つの成功体験になったのではないでしょうか。
また、就職活動の早期化などにより、学生が早い時期から進路について考えなければならない中で、こうしたイベントに足を運ぶこと自体が、すでに一歩を踏み出していることでもあります。
将来について明確な答えを持っていなくても、気になる人に話を聞いてみる。知らなかった仕事や考え方に触れてみる。そうした小さな行動を重ねることで、自分なりの選択肢が少しずつ見えてくることがあります。
学生に寄り添う姿から生まれた「協創」
当日は、社員の皆さんが学生に一方的に何かを教えるのではなく、同じチームの一員として紙飛行機を作り、一緒に悩み、一緒に喜ぶ姿が見られました。
交流の時間にも、一人ひとりの話にしっかりと向き合い、相手の考えを引き出すように丁寧にコミュニケーションを取っていた姿が印象に残っています。
企業と学生という立場を越えて、それぞれの経験や考えを持ち寄り、一緒に時間をつくっていく。今回の交流会は、TOVLABが大切にしている「協創」が随所に感じられるイベントとなりました。
学生にとって、楽しみながら仕事で大切にされている考え方を学び、社会人の経験や価値観に触れることで、自分の将来や新たな選択肢について考える機会となりました。
インタビューにご協力いただいた山田さん、高橋さん、杉原さん、佐藤さん、笠松さん、渡辺さん、そして参加してくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。
