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イベントレポート

2025年2月28日-3月27日 COYAGE INTERNSHIP

イベントレポート

2025年2月28日から3月28日までの1か月間TOVLABにて「COYAGEINTERN SHIP」が開催されました!
本イベントは、岩手県内の企業と学生が協力して地域の課題を解決するビジネスプランコンテストです。JT(日本たばこ産業)様、岩手銀行様、ミッドホールディングス様にご協力頂きました。今回のテーマは「東北の災害対策」。地震や水害が多い東北で大学生の自分たちに何ができるかを考えます。
初日のキックオフではグループのメンバーや企業の方々との顔合わせが行われました。初めは不安そうにしていた学生も、イベントへの意気込みや目標を話す中でグループのメンバーと打ち解けていきました。

各企業へのフィールドワーク
岩手銀行の菊池さんは、地域において銀行が果たす役割について丁寧に教えてくださいました。岩手銀行は、なんと東北圏内に109ヶ所も支店があるそう!東北に強いネットワークを持つ企業であることを学びました。
JT(日本たばこ産業)の菅野さんは、JTがたばこ事業以外にも防災に関する様々なイベントを行っていることを教えてくださいました。幅広い年代の方に寄り添うことを大切にしている印象を受けました。
ミッドホールディングス代表の水野さんは、世界に誇れる自社の技術や製品について紹介してくださいました。また、学生のためにお手製のハヤシライスを振る舞ってくださいました!秘伝のレシピを使っているそうで、コクがあってとても美味しかったです!

その後は各グループでプランを話し合い、最終日のDEMODAYで発表を実施。
VRでできる避難訓練、災害時のための積立貯金などユニークなアイデアが発表されました。その中で最優秀賞に選ばれたのは、「避難所までのルートが分かる万歩計」を提案したグループです。
このアイデアは、メンバーの一人が語った祖父のエピソードから生まれました。自分の祖父が運動サークルへの参加をきっかけに、以前よりも明るく元気な性格に変わったことから「日常の散歩を避難訓練に活かせないか?」というアイデアを思いついたんだそうです。
その結果、考案されたのが「普段の散歩を通じて、自然に避難所までのルートを覚えられる万歩計」です。日々の運動がそのまま防災につながる仕組みとなっており、もしものときにもスムーズに避難できるようになります。
「体を動かすことの大切さ」と「防災の準備」を結びつけた実用的なアイデアが高く評価され、最優秀賞に選ばれました。

参加者の声
「地元に貢献したいから公務員になりたい!と考えていましたが、企業の方のお話を聞いて民間企業が地域で果たす役割の大きさに気づくことができました。自分のやりたいことができる仕事は何なのか、これからの学生生活で考えていきたいです。」(人文社会科学部1年女子)
・「企業の方と話すのが楽しくて、このイベントを通して企業の運営や財政にも興味が湧くようになりました!現在は企業の運営方法についてより詳しく学ぶためにITパスポートの勉強に取り組んでいます。」(理工学部2年男子)
このイベントをきっかけに考え方が大きく変わった学生がたくさんいたように感じます。これからも企業と学生が楽しく交流できるようなイベントをトヴラボで行っていきます!

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